皆さんのご家庭では、食事中にテレビなどを見ますか。数年前から、複数人でレストランで食事をしている人たちの中には、スマホの画面を見ながらほぼ無言で食べている姿を目にします。店内をパシャリ、メニューをパシャリ、出てきたものをパシャリ、お箸やスプーンで食べ物を持ち上げてパシャリ。食べているときは、ネットサーフィンをしたり、動画を見たりしているのでしょう。見ている物が洋服であったり、野球であったり、どこかの絶景であったり、他の人が食べている動画を見ていたりするのかもしれません。ハンバーグを食べながら、ラーメンを食べている動画を見ている人もいるでしょう。そんな時、どんな味がしているのだろうかと思ってしまいます。
私が中学生のころの1980年代に、アメリカでは「カウチポテト族」という言葉が使われていました。ソファ(カウチ:couch)に座ったり、寝転がって、ポテトチップスなどのジャンクフードを食べながらテレビを見て、ほとんど動かずに過ごしている人を表していました。アメリカを追随していた日本でも使われるようになったことは、想像に難くないでしょう。カウチポテト化により、家族の会話は減っていったのではないでしょうか。そして、インターネット・スマホの普及により、その動きは加速していっていると思います。
今の人たちは~などと言うつもりは全くありません。私も一人で食事をしているとき、動画を見たり、漫画を読んだりしていました。今ではとても後悔しています。今は食事をしているときは、食事のみをするようになれました。最初はすごく物足りなくて、つまんないな~と思っていました。数か月間続けて、ようやく食事中は食事のみになれました。おかげで以前よりは、食事を楽しく感じれているように思います。友人と会話しながらの食事は、本当に幸せですし、居酒屋などで店主と話しながらの食事も楽しいです。何より以前に比べて、食べ物の味をしっかり楽しめるようになれました。浦沢直樹氏のMONSTERという作品で、食卓のすばらしさを裏社会で生きてきた男性が涙とともに語るシーンがあります。ここは何度も読みました。感動しました。執行社長は、youtube動画の中で、「ながら」は絶対にやらないと仰っていました。
勉強するときも同じだと思います。勉強するときは勉強だけするのがいいと思います。「ながら」は人の能力向上を阻害し、人への愛情も薄めていくように感じます。私は基本的に一人での食事です。うーん、うまい、おいしいと言いながら食べてみたり、今日の出来事を振り返ってみたり、味付けを次は~してみようと考えたり、とても楽しいし、おいしくいただけると思います。これから晩御飯をいただきます。

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