二日連続での投稿となります。鳥好きの塾生です。
生き物に感情があるのかという疑問は誰しもが考えたことのあるテーマだと思います。
NHKの有名な某番組にて、「鳥が卵を温めるのはなぜか」という問いに対し、専門家が「冷たくて気持ちがいいから。愛情ではない。」と回答していました。果たしてこれは本当なのでしょうか。最近本を読む中で答えに近づくことができたような気がするので、これについて語ってみようと思います。
まず、本当に鳥が冷たいから卵を温めているのであれば、ぬるくなったらすぐさまその場を離れてしまっても良いのではないでしょうか。卵は溶け切った保冷剤も同然です。
しかし、大半の鳥たちは昼夜問わず常に卵を温め続けます。ペンギンなんかは極寒の地にいますから、体を冷やすため飲まず食わずでじっと卵のそばにいる必要などないはずです。卵が冷たいものとして認識されているのであれば、温める卵はどの種のものであっても良いと言うこともできます。ですが鳥たちは誰彼構わず卵を温めているわけではありません。
ゆえに、自らの体温を下げるために卵を温めていると言うことは難しいように思えます。
では、本題です。鳥は子育てをする中で愛情というものはないのでしょうか。これもはっきりと答えを出すことはできませんが、「あってもおかしくない」ということはできると思います。生き物が子育てをする目的を端的に言うならば、自らの遺伝子を子孫へ残すためです。(この言い方にも少し語弊があるかもしれません。より深く考えていくと、遺伝子を次世代へと残す理由などなく、結果的に残っているだけだと言うこともできます。)進化はそれを中心に行われており、それに必要でないものは発生しても淘汰されていきます。ということは、愛情をはじめとする感情は淘汰されるべき存在なのでしょうか。確かに、人間ほど強い愛情はないのかもしれません。大多数を犠牲にしてまで自分の愛情を押し通そうとするような行動をすることはほとんどないでしょう。
しかし、仮に子供に対し愛情があれば、それは親が子供を守る動機となります。さらにそれは次世代へ遺伝子を残すための行動そのものです。他にも「悲しい」という感情があれば記憶に植え付けられ、またそのような思いをしないよう行動するでしょう。
なので、感情というのは必ずしも淘汰されるわけではなく、役に立つ面もあるのだからあってもおかしくないのではないかと思います。
とはいえ、野生動物の感情は人間よりも味気ないものでしょう。
子殺しなんかは日常茶飯事ですし、兄弟間での殺し合いも発生します。損得勘定で周っている面が大きいからでしょうか。そう考えるとやはり動物というのは少し無機質のようにも感じますね。


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