昨日の13日に田川に帰った。母校の小学校は大峰小学校という。田川郡川崎町にある。いや、あった。もう今は廃校となってしまった。その入り口の写真。

夜は怖くて来れそうにない…
この小学校は以前来たときは乗馬クラブになっていたと思うが、今はよく分からない。
ここから左へ行くと運動場がある。どうなっているのか。とりあえず行ってみた。

ゆるやかな坂を下っていく。草木が伸び放題であるが、何とか運動場だったところが見えた。ソーラーパネルが敷き詰められていた。入口へ戻り、今度は体育館の方へ行ってみた。

建物の錆び具合やプールの水の澱んだ緑、ガラスの割れ具合。使われなくなった施設が、力強い自然の緑と青とは対照的だった。体育館を正面から見ると、

こんな感じである。この階段は6年間で数えきれないくらい登ったり下ったりしたはずだが、覚えているのは、5年生の時の学校宿泊のキャンプでのことだ。夕食後の肝試しに興奮したのか、怖かったからなのか、スタート地点から鼻血が止まらなくて大変でだった。血をポタポタたらしながらこの階段を登った。卒業式や、いつもの体育、全校集会、そういったものは何も思い出せないが、鼻を押さえながら、薄暗い階段を寡黙に上がっていく姿は蘇った。
6年間の思い出がたくさん詰まっている小学校のはずであるが、校舎を眺めながらぶらぶらしてみたけれど、鼻血以上に鮮明によみがえってくる記憶はなかった。
校舎から出て左を見ると、

この柵の向こうには、いろんなものが不法投棄されていました。
人はいなくなるが、要らなくなったものは増えていくのだろうか。ちょっと川崎町の人口推移を調べてみた。
1960年(昭和35年)38,974人 (炭鉱があった頃)
1970年(昭和45年)23,190人
1990年(平成2年)22,046人
2005年(平成17年)20,115人
2010年(平成22年)18,264人
2020年(令和2年)15,176人
1960年の人口に比べると、40パーセント弱になっている。
もうこの場所が人でにぎわうことがないのだろう。小学生の頃、夏には毎週末商店街でお祭りがあった。公園に行けば、だれか知っている人がいた。誰かが遊んでいた。少し歩けば、誰かがいた。きれいで明るい記憶ばかりがたくさん蘇った。

コメント