生徒たちの中には、自分の点数が悪い理由として、~先生の教え方が悪いとか、勉強したところが全然でなかったなどと言います。これは何年たっても同じような理由を言ってくるので、時代が変わっても、自己防衛本能のようなものが働くと同じような反応を示すのだなぁと思ってしまいます。では、優れた授業、これは人により差が出ることだと思いますが、仮に、優れた授業というものがあったとして、その授業を受けると、人は能力を上げることができるのでしょうか。これは不可能に近いと思えます。もちろんいくつか条件が整えば、能力の向上につながるといってよいでしょう。例えば、数学の偏差値が60以上あるような、数学を得意とする人が、数学の問題を解く極意のようなものを習ったとすれば、その授業を受けただけで、能力が高まることもあるでしょう。数学に関しての経験値、つまり数学をやってきた、取り組んできたことが土台としてあるから、そういったことが起こるのでしょう。
そういったわけで、成績を上げていくには、経験を積んでいくしかない。やり続けていると、多くの人は好きになり、楽しくなってくるのではないでしょうか。もちろん強制的にやらされている人は、楽しさを手に入れることはないかもしれません。以前、高校生になり道場へやってきた生徒は、地域で一番偏差値が高い高校へ通っていました。ある時突然立ち上がって、「私は勉強なんて嫌い!お母さんが怖いから、お母さんがやれっていうから、怖い、怖いから…」と叫んだのです。道場内には彼女が泣きじゃくる声だけが充満していました。部屋の外へ連れていき、泣きたいだけ泣いてもらいました。
教えて(習っただけで)成績が上がるのであれば、テレビで野球中継を見ている方々は、プロ野球で活躍できるかもしれません。教えてもらった後に、しっかり経験を積む、やる、とことんやる、そういったことの積み重ねを道場では大切にしていきます。学校の勉強であれば、予習+授業+復習+復習+復習…とやっていくうちに、身につくという状態になるのではないかと思います。小さな一歩を踏み出して、やり続けていきたい方は、ご連絡ください。一緒に努力を積み上げていきましょう。


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